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野菜・栽培のこと
今年のトマトは今のところ順調です。

と思っていたら、
どうもちょっと様子がおかしい…
これ。

下葉はしっかりと展開しているのに対して。
上位葉は丸くなって正常に展開していない。
畝全体を見てみると、
ほとんどの株において同様の状態が見られる。
ぬぅ…
対策を考える上で、
まずはこの現象をいかに理解するか!?
前提として、
このトマトはハウス雨よけ栽培です。
数日前に液肥をやりました。
観察事実として、
・下位葉も上位葉も葉色は正常(濃すぎず薄すぎず理想的な色)。
・病斑や外傷も見られない。
・生長点にも異常は見られない。
・上位葉は周縁が立ち上がる方向へ丸まるわけではなく、
周縁が垂れ下がる方向へ丸くなっている。
これらの事実を基にして考えた結果、
対策は、
ただ水をやるのみ!
さっそく水をやりました。
キュウリに雌花が付いてきました。

どこに雌花があるか分かるかな?
今のところ問題なく生長しています。
しかしこのところまとまった雨が降らず、
全圃場は乾燥に悩まされる状態。
灌水しながら頑張ります。
これはトマト。

って、
ん!?
ああ、
ここにもいたか…
最近うちの畑でよく見ます。

アオムシ。
ではもちろんなく、
アオムシコマユバチ。
アオムシについている姿を容易に見つけられる寄生バチの一種ですね。
寄生の様子はグロいので苦手な方は多いかもしれませんが、
僕からすれば、
アオムシの野郎を抹殺してくれているのは実に微笑ましい光景です。
うちの畑でよく見られるというのは、
被食された植物たちがさかんにSOS信号を発しているということなのでしょうかね。
今回の写真のようにアブラナ科専食のモンシロチョウがわざわざトマトの支柱に上ったりと、
モンシロチョウにとって無益と思われるシチュエーションでよく寄生状態が見つかるのですが、
これはハリガネムシとカマキリの場合のように、
青虫が小繭蜂によってなんらかの行動制御を受けた結果なのかもしれませんね。
生態はおもしろいです。
今年も例のごとく植え付けの遅れている夏野菜たち。

なんとか色々と植え付けが完了してきました。
これはナス。
植え遅れて肥料切れで下葉が黄化してますが、
これから盛り返してくれることでしょう。
っていう話しです。

菖蒲の上で一服中のカエル。
こういう風景は何気に絵になりますよね。
しかし、
なんと丸々肥えたやつですこと…
このカエルの肥えっぷりもすごいが、
この太ったカエルの重量にもびくともしないアヤメにこそ、
敬意を表したい。
植林小作戦のときに植えられたクヌギとコナラ。

定植時から、
全く何も変化してないように見える。
が!
しかし!
よく見ると、

芽鱗チックなものが形成されている!
一安心。
しっかりと活着しているだろう。
しつこいようですが、
メンデル遺伝で、かの有名な、
エンドウマメのしわと丸の二つの形質。
それは、

煮豆となってもしっかりと保存されていた!
しかも、
食感も、しわの豆と丸の豆で異なるということを今回発見してしまった!
もしかするとこの形や食感の違いは表現型の違いではなく、
調理過程での火の通りなど、二次的な要因によるものかもしれない。
今回のえんどう豆はウスイエンドウという品種で自家採取種ですが、
もし表現型の違いに因るのであれば、
遺伝子型の選定が食味や料理法などにまで影響を及ぼすということで、
特に料理人など料理のクオリティを気にされる方々にとっては重要な問題になるかもしれません。
ちなみに僕は丸型の方が煮豆としては美味しいと感じました。
っていう話し。
剪定枝からできた土には、粗い部分も多くある。
そして土の使い方に応じてそれらの粗い部分を除去収集することがあります。
その粗粒剪定枝を、このようにコンテナに入れて保管していたわけで。

一方のコンテナにはカブト幼虫アリ、他方にはナシという風に2種類を用意していました。
結果はご覧の通り。


幼虫ナシの方は腐朽菌は湧いていたものの、
剪定枝の粒は粗いまま。
一方で幼虫アリの方は、
幼虫によって粗粒剪定枝が破砕されたのみならず、 それによりカブト幼虫以外の分解者の剪定枝へのアクセス可能性が上昇し、 それに伴って剪定枝の分解効率が格段に向上していることが見てとれます。
もともとリグニン質という高エネルギーの物質を基質として形成された生態系なので、条件さえ整えば効率的に分解されてゆくのでしょう。
植物根による破砕と分解者集積もすごいけど、
動物による破砕と消化管への集積も無視できない効果がありそうですね!
早生タマネギが収穫期を迎えていることは昨日お伝えしました。
玉ねぎの栽培において一つの問題となるのが、
とう立ちです。
とう立ちについては、
玉ねぎを含む、多くの越冬野菜の場合、
一定以上に生育した植物体が一定の積算低温にあたることが花芽形成の条件となります。
この観点からすると、
低温刺激を感受できないほど小さな苗の状態で越冬すればとう立ちを減らすことができる。
しかし一方で、
玉ねぎはその苗の大きさがその収量に大きく影響を及ぼすことが知られています。
この点からすると、
玉ねぎの収量を増やすためには大きな苗の方がよいということになります。
この相反する要求性から、
玉ねぎの収量を最大化する苗の大きさというものが決まってくるわけですね。
もちろん、とう立ちや収量に影響を与えるのは苗の大きさだけではありませんが。
ま、とにかく、
今回僕が言いたかったのは、

もしとう立ちしても、
玉ねぎのとうは美味しいので是非食べてみて下さい!
ということです。
大変長らくお待たせ致しました!
…かどうかは分かりませんが、
引っ越しが何とか荷物運びだけは終わり、
ネットにもようやくつながるようになり、
やっとブログの更新も再開できるようになりました!
気付けばもう、

早生タマネギの収穫・出荷が本格化しています。
柔らかくて美味しい玉ねぎです。
そして、

あのエンドウたちも収穫・出荷がはじまりました。
うちで作っているのは鞘と実を両方食べるスナップエンドウです。
品種名であるスナックエンドウと呼ばれることも多いですね。
甘くて美味しいです。
しかし旬の野菜が増えてくるのはもう少し先ですね。
頑張ります。
あのカブたちが現在、
とりあえずカブと呼べるまでに生長して、
ガチ出荷中です!

皮を剥いて生食しても美味しいです。
(ただし、皮を剥いてからは保存が効きませんのでその時に食べきって下さい。)
そして、
グリルなどで焼くと超ジューシーでデザートみたいです!
(写真はなし)
是非お試しください。
カブの根元にて。
除草と間引きを同時に進めていると、

何やら雑草ならぬ雑草が…
これは、
シソ(大葉)ですね。
そういえば近くには去年大葉を植えていた。
種が飛んだのだろう。
しかし、
たとえ雑草化したものとはいえ、
野菜の一種となると抜くのを躊躇してしまうのはなぜだろう。
まあこの大葉を植え替えれば苗になりますからね。
その感情も当然か。
この野生化した大葉と、
先日播種したF1の大葉と、
品質や栽培特性を比較してみるのもおもしろいかもしれないな。

エンドウが大きくなってきました。
少し花芽も確認できました。
そして、

早生タマネギも太り始めました。
そしてついに、

ジャガイモが地表へと出芽しました!
よかった~
もう桜も散ってきましたし、
うちの野菜たちも活気付いてきました。
春も本番を迎えますね。
完全放置プレイだったのですが、
出てるぞ!
との一報が入り、
赴いてみると、

アスパラが出てました。
しかしあまりに放置していたため、
生育が良くはなさそう。
お届けできるかどうかは微妙なところです。
もう何度目だろうか。

アシナガバチの群れが作業小屋に押し寄せ、
巣の土台を口で紡ぎ始めている。
どういうわけか、
この小屋は近隣に住むアシナガバチのお気に入りの場所らしい。
実は今までにも何度か巣を作られ、
何度か破壊しています。
僕の経験的には、
このアシナガバチ自体は全くと言っていいほど攻撃性のない安全なハチなのですが、
だからと言って作業小屋の中をぶんぶん飛びまわられると作業に支障をきたします。
衝突した際に毒針が刺さることもないとはいえないですし。
本当に、狭い作業小屋の中を何匹も飛び回ってるんです。
まあそんなわけでいつも成敗しているのですが、
実はもうすぐ引っ越す予定なので今回は見逃してやるつもりです。
アシナガバチは多分狩り蜂だと思うんで畑の傍で増殖してくれればよいんですが、
こんな小屋内では役に立ちそうもない。
まあアシナガバチ的には、
この小屋はあまりにもナイスで魅力的な場所なのでしょう。
あんまり嬉しくないけども。
降雨後のタイミングを逃さず、

マルチを張る。
夏野菜たちの作付け準備が進んでいます。
いや、
本当はもっとスピーディに進めないといけないんですけど…
持てる時間をフルに働いても、劇的には進まない。
常に追われながらも、
今はなんとか持ちこたえて夏野菜を間に合わせることを目指します!
去年の同じ時期よりははるかに進んでいますから。
しかしなんだかんだで、
剪定枝利用技術が得られたとはいえ、
設備・農地・資金などの経営資源をもたない僕にとって、
就農してからここまでの道のりは試行錯誤の連続でした。
このマルチ畝の形状も、
これまでの試行錯誤を受けて各要素を取捨選択した結果です。
まあぶっちゃけ、
資金力のある就農者がいきなりハウスなどの設備投資をして失敗した例をいくつか聞いているし、
放棄地に乱立する木どもをのこぎりで切り倒すことから始まっているセレクトファームの道のりは、
資金的なダメージを最小限に抑えつつ、栽培や経営を身をもって学んでこれたという意味では良かったのかもしれません。
まあ周りの協力者の方々にはかなり迷惑かけてますけど…
とりあえず、
今は持てる時間をフルに動きます。













