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ブロッコリー2011
好評を博したブロッコリーも、
もう終わりが近づいてきました。

ほぼ全てとり尽くしつつあります。
しかし、
まだ次陣が待ち構えています。

これは晩生品種のブロッコリー。
花蕾の肥大が確認できます。

温かくなるにつれて急速に肥大してくるでしょう。

僕の握りこぶしよりも少し大きい程度のブロッコリーがあります。
あれ?
セレクトファームのブロッコリーってこんなにショボいの?
と
お思いの方!
甘いですよ!!
なぜならこのブロッコリーは、
頂花蕾を収穫した後に脇から生えてきた、
脇芽ですから!!!

あのブロッコリーブラザーズについて、
今日も写真を撮りました。
せっかくなので、
前回の写真と並べて生育ぶりを見てみることにしましょう。

the past

the present
うむ。
よくぞここまで生長してくれた!
嬉しいよ!!
って、
この写真からじゃ、
どれくらい生長したのかが分かりませんね。
では、
これでどうでしょう?

花蕾のとなりに、
大きさの比較対象として僕の握りこぶしを並べてみました。
大きさはこんな感じで、
ブロッコリーとしてはかなりデカい!
重量的には、

1.3kg!!
今年もキロオーバーが作れてよかったです。
資材投入がほとんどできなかったため、
去年よりは少ないですが。
さてさて、
来年も同じようにキロオーバーブロッコリーを作るためには、
今くらいの時期から資材投入が始められれば理想です。
そして畑さえ拡大できれば、
このクオリティーで一気に規模を拡大して見せます。
やっぱり農地探しが急務だ!!
11/2時点のブロッコリー畝の様子です。
ブロッコリーの葉がよい感じに生長し、
畝間が歩きづらそうな感じになってきました。
あのブロッコリーの花蕾はと言いますと…

急速な肥大の最中です!
ホンマにあともう少しです!
もう少しでお届けできるハズ!!
早くブロッコリーが食べた~い!!
またまたブロッコリーのお話し。

3日前にこんな感じだったのが、

こんな具合になりまして、
葉の生長具合がよく見て取れます。
このブロッコリーの植わる場所はものすごく土が細かくフカフカですから。
生育がよいのも当然。
葉における生産量は増大し続けるので、
根での水や必須ミネラルなどの吸収が滞らない限り、
成長速度はますます速くなるでしょう。
今後が楽しみです。
例のブロッコリーですが、
生育環境の良いところのものは、

良い感じに育ってきています。
一方で、虫食いがぼちぼち発生している場所では、

こんな感じの、一見生理障害かと思われる葉の異変がたまに見られます。
でも、
これは生理障害ではありません。
葉の裏を、
見てみますか?
いいのですか?
本当に、
見るのですか??
分かりました…
覚悟して下さい。

いわゆる夜盗虫(ヨトウムシ)と呼ばれる蛾の幼虫です。
一か所に産卵する数が多いので、
こうなります。
自然はリアルです。
ブロッコリーの株元には、

人参が自生している。
今年の春人参のこぼれ種でしょう。
土を耕した後に降雨は何度もあったけれども、
夏の暑さが落ち着いてきた最近になってその発芽が確認されたのです。
種たちは季節変化を敏感に感じ取って発芽のタイミングを調節していますね。
しかし、
良い人参を生産しようと思うと、
この時期に発芽しているようでは遅いのです。
つまり、
自然の季節変化に任せていては、
商品としてだけでなく、
僕らの胃袋を効率的に満たす食料としての野菜も作れない。
何度も言いますが、
野菜は人工の産物。
自然環境への人為的な働きかけなしにはあり得ない、
異常肥大した植物なわけです。
だからこれを作ろうと思うと、
異常肥大させるために、
自然状態を超える養分や水分や空気などが必要です。
また、肥大期間を長くとるために、
播種・発芽は自然状態とは異なる時期に行われなければなりません。
栽培の難しい側面というのはこの辺にあると思います。
その植物種の本来的な生態とは異なる条件で、
いかにして良好な生育を実現するか。
少なくとも、
生育期間の初期はこのことを意識する必要があります。
例のブロッコリーたちですが、
虫に食われている箇所の株をよく見ると…

ハムシがついてますね。
よく見るとぽつぽつと目につきます。
そして…

これはどうやら、
去年ここに作付けしたのらぼう菜の子どものようですね。
ブロッコリーについているハムシたちは圃場と別の場所から飛来した可能性もありますが、
春から8月始めまで圃場に放置していたのらぼう菜などアブラナ科をエサとして、
圃場内で継代していた可能性もある。
ハムシの幼虫は土中で植物の根を食べて育ったりしますから。
のらぼう菜にはマルチをしていたから、
余計にそれを好む虫の温床になってしまったかも。
とすると、
今回のブロッコリー食害は、
連作障害的な要素もある、
と言えそうですね。
畑を数か月休ませる場合でも、
一作が終わればすぐに耕してそこに植わる植物種を更新した方がよさそうです。
その点でも、
一定区画に植わっている野菜の種類や収穫タイミングなどは一つに揃っている方が理想的。
当然のことですが。
あのブロッコリーたちはと言いますと…

厳しい残暑の影響で生育は抑えられていますが、
大きくなってはいます。
そしてこの株、
超綺麗ですよね。
それもそのはず。
このブロッコリーの植わっている場所は、
あの場所の付近です。
他の場所に目を移すと、

しっかりと食われています。
一枚目の写真の株の葉裏にも蛾の卵が産みつけられていたので、
産卵の時点で選択がなされる要素は小さいのかもしれない。
圃場を見回って食害の経過を観察していると、
株上で孵化した幼虫よりも、
夜に株から株へと渡り歩く、ある程度の大きさの虫のほうが大きな食害を与えているようです。
このような徘徊性の虫に、
このような資材投資履歴をもった土で育った野菜は選ばれにくいということなのでしょう。
まあ、
同じようなことを今までに何度も書いてはいますが…
台風前の話しですが、
感染源から感染阻止源へでも少し書いたように、
剪定枝投入圃場の排水が良すぎて降雨翌日でもトラクター耕耘できたわけです。
そこで調子に乗って、
台風前ではありましたが、
種まきをすることにしました。

種が流されたり、溺死したりするかもと思いましたが、
この圃場の排水性を信じて…
そして同時に、

ブロッコリーも出陣です。
9月は秋冬野菜の種まき・植え付けが最も集中する季節。
秋冬野菜だけでなく、玉ねぎなどの播種もありますから、
一年の作付けを通じて最も重要な時期ともいえます。
気の抜けない日々が続きます。
昨日も書いた、oleraceaのセルトレイ苗ですが、
第一陣の発芽がイマイチだったので、
第二陣は少し培土の配合を変えたのですが、
一応結果は良好となりました。

↑第一陣

↑第二陣
まあ第二陣も、
黒いゆりかごにてで偉そうに書いた要注意事項でミスり、
完全な発芽率ではないですが…
まあそれでも第二陣の方が発芽率が良いことはすぐに見て取れると思います。
第一陣の写真をよく見ると、
各セルの土の色が、セルトレイの真っ黒に比べて若干緑っぽくなっています。
これは鶏糞の施用によって藻が増えたことによりますが、
いくつか考えられる発芽阻害要素の中で、
この鶏糞過用が主因ではないかと考え、
培土中の鶏糞割合を減らしたところ、
第二陣のように発芽率がほぼ完全になりました。
厳密には第一陣と二陣の間で変化した要素は鶏糞割合だけではないので断言はできませんが、
育苗培土に鶏糞を入れすぎると発芽が阻害される可能性が示唆されました。
鶏糞に多く含まれると思われるアンモニアは細胞毒性があるのでこれによって発芽阻害されたり、
あるいはより単純に鶏糞中に多く含まれると思われる水溶性低分子による浸透圧上昇で吸水が阻害されたり。
単純な話しですが、
そんな可能性が考えられます。
家畜糞資材は肥効が強くて便利だけど、
やはり扱いには気をつけなくては。
以前お伝えした通り、
結局セルトレイに播いた、
ブロッコリー&キャベツ、oleraceaアブラナたちの育苗の様子です。

去年の猛暑の教訓を生かし、
黒寒冷紗で温度を下げます。
(防虫にもなります。)
この季節は播種から二日で発芽するから、
保水状態から浴光状態へ移すタイミングが遅れないよう要注意ですよ。
今季初、ブロッコリーの種を播きました。

セルトレイです。
育苗の方法について、
セルトレイか地床かで迷いましたが、
結局畑が整っていなかったのでセルトレイに播きました。
最近ではセルトレイに播くのが一般的かと思います。
セルトレイに播く利点として、
①省面積なので、管理しやすい(水やりや雑草処理など)
②播種の量をコントロールしやすい
③育苗の環境条件を制御しやすい(光や温度など)
④プラグ苗となるので定植がラク
その一方で、セルトレイ育苗の不利な点として、
①水もちが悪くて水やり回数が多くなる
②土の温度が外気温の変化に影響を受けやすい
③養分や根の空間がすぐに飽和するので、定植が遅れると苗が老化しその後の生育が悪化する
などの点がある。
今回の育苗方法を考えるにあたっては、
去年の記録的猛暑の記憶が頭にあったので、
育苗期間の高温によるダメージを軽減するとともに、
育苗期間をできるだけ長くして、季節的にできるだけ暑さが和らいでから定植する。
ということを狙って地床育苗を採用しようとした。
わけですが畑が整っておらずやむなくセルトレイにしました。
まあ、地床で育苗期間を長くした場合の、
定植時の断根による影響をビビったというのもありますが。
とにかく、
今年の残暑がどの程度になるかビビってますが、
去年の失敗を受けて自分なりに対策をするつもりです。









