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Ca欠乏が立ちはだかる。
現在の栽培において最も楽しみであり、かつ恐ろしい部分でもある例の圃場はどうなったでしょうか。

ふむ。
欠乏症が出てますね。
カルシウム欠乏ですね。
上位葉が黄化していることから移動性の低い要素の欠乏だと考えられる。
この時点では多量要素であるCaと微量要素であるFeやMnの欠乏が考えられます。
ただ幼苗の時点で微量要素が欠乏するのは考えづらい。
有機資材を相当多投したとはいえ元々の粘土的成分ももちろんあるし、
そもそも去年まで通気性・排水性の激悪だったこの土地。
元々還元状態の鉄はそこそこあったと推測できる。
もう一つ、欠乏症の出方も葉の先端部より葉の両脇の方に黄化が現れるという特徴が見て取れた。
これはカルシウム欠乏の特徴。
さらにもう一つ。
キャベツとブロッコリーを植える以前ここはイネ科雑草の群集が占拠していて、他の圃場以上にイネ科率が高かった。
資材多投前の状況と比べてもイネ科率が上がっていたように思う。
イネ科はCaの代わりにケイ酸を構造保持に利用するためCaの要求量が少ない。
だから、イネ科の優占もこの圃場がCa不足であることを支持する。
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