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チキンより遅筋の方が旨いらしい
あんまよく分りませんけど、昨日の話しの続きでも試みてみようかと。
やはり日々自分の作る野菜の味を気にするものとしては理解しておきたい部分です。
野菜の料理法についてお客さんから質問を頂く機会も増えてきましたしね。
ってことで、やはりまず簡単なものから!
キングオブ魚だしの素としてカツオが選ばれたのはなぜか?
ええ。
もう。
野菜とは全くかけ離れてきましたが。
気になるんです!
とりあえずいくぞ!!
これを理解する上でまず重要と思われるのが、カツオだしの旨味主成分はイノシン酸というATP前駆体であるということ。

↑イノシン酸(イノシン酸 - Wikipediaより)

↑ATP(ATP - Wikipediaより)
旨味成分といえば大概がアミノ酸か核酸及びその前駆体ですが、その中でもこいつはアスパラギン酸由来のNH2とエネルギーを加えればAMPに変化するという、ATPにかなり近いやつなんです!
ってことは、逆にこいつを多量に得られるのはATPが多量に存在するところということになりますよね?
だって生体内でATPを自然分解するに任せればこいつは簡単にできるでしょうし。
ってことで、
イノシン酸を多量に得られるのはATPの多いところ!
ってことですよね。
そしてATPの多い生体組織というのは多量にエネルギーを消費してたくさん仕事をしているところ!
動物の筋肉組織か神経組織でしょう。
これら2組織の消費するATPの大小は知りませんが、神経組織は食材として集めるのが非効率なので今考える必要はないでしょう。
ってことで、
筋肉、中でも常にATPを消費しまくっている筋肉からイノシン酸がいっぱいゲットできるぞ!
ということが分かります。
で、カツオ・マグロなど長距離高速回遊魚は常に高速で泳ぎまくっているという話しですよね。
だからこその赤身!
持久力のある遅筋の方がATPをいっぱい含んでる!
そしてマグロよりもカツオの方が断然獲りやすいだろうってのも容易に想像できる。
ってことでカツオが選ばれたんやろ、このやろう!
かくして、
サザエさんにおいてカツオなしではほとんどのストーリーが成立しなくなるように、
日本料理においてもカツオだしの偉力は絶大となったのだろう。
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