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いのちの食べ方

2010年01月15日|パーマリンク

という映画、見ようと思ってなかなか見る時間がとれず夏からずっと引出しの中で眠っていた。

 

それがついに今回、やっと見れました!

 

タイトルの通り「食」を取り上げたドキュメンタリー映画で、原題は「our daily bread(私達の日々の糧)」。

家畜や野菜、穀物などが大量に飼育・栽培されてそれらが食料として効率的に量産されていく様を淡々と描いている。

いのちの食べ方

 

 

 

 

邦題を付けた人は、生きものの命を頂いて私たちは生きているという倫理や道徳的な部分を主に感じたのだろう。他の多くの人たちも同様の視点で捉えたと思う。

 

僕は少し違うことを考えました。

 

映画中の生産者らに比べれば規模は桁違いにショボイですが、僕も一応食料生産の現場サイドの人間。そういう意味では一般と見方が変わるのは当然かもしれません。

 

僕に限らず田舎の人たちは、既に製品化されたものを扱うのがほとんどである都会と違って、自然に存在する一番現ナマの状態から扱うことも多い。

 

都会ではパーケージングされた肉切れ、規定量詰められた白米、可食部だけ切り取られた野菜から始まるのに対して、田舎では昨日檻に捕まったイノシシ(そう頻繁にはないが)、田んぼの稲、畑に植わっている野菜の全体像から始まる、って感じです。

 

だから食い物が元は生き物である、僕らが生き物を殺して生きているなんてことは日々感じているしそこに新しい発見はあまり感じません。

 

この点について現場サイドの人間としてさらに言うなら、食糧生産の実際においては食うことを目的にしている生物以外の生物も必然的に殺さないといけないということまで感じてほしいですね。

 

分かりやすいところで言えば、畑の場合は昆虫しかりネズミしかりモグラしかりイノシシしかり!(あまり相手にしたくはないが…)

 

 

とりあえず食育的倫理についてはこの辺で置いといて、じゃあ僕が何を考えたかと言いますと、、

 

「現在の大規模食糧生産システムにどの程度の長期的な継続性があるのか」

 

ってことです。

 

―続く―

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